先日のブログの続きです。
下顎第二大臼歯の萌出障害についてです。
下顎の第二大臼歯が内側に傾斜したり、頭のてっぺんしか出ない、あるいはまったく骨内に埋まってしまう生徒が何人かいたのが気になりました。
放置していると噛み合わせが悪化したり、手前の歯(第一大臼歯)との間がむし歯になったり、歯周病になったりと深刻な状態になることもあります。
「近頃の子どもは柔らかい食べ物ばかり食べることで、噛めない子が増え、顎の発育や形態に変化が起き、顔の変化や全身に対する影響も生まれている。」という報告があります。
「高タンパク食を多く摂ることで、日本人の歯が大きくなっている。」という報告もあります。
日本人の顔は逆三角のような顔が多くなり不正咬合が増えていて、下顎骨の短小と幅が小さいことも、下顎第二大臼歯の萌出障害をもたらすします。
矯正治療をすることで改善を目指します。